たけのこ料理「メンマ」に合うお酒とは？10種類のお酒で検証してみた

春になると地面から顔を出す竹の子（たけのこ）。

煮物や炒め物の具材など、料理のバリエーションも豊富です。

たけのこから作られる料理は、お酒に合うものが多く、居酒屋でも定番の食材となっています。

そこで今回は、たけのこの定番料理「メンマ」と合うお酒をペアリングしていきたいと思います。

たけのことお酒の相性を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

関連記事：料理とお酒のペアリングを楽しむ5つのコツを紹介

たけのこの特徴

たけのこは、竹の茎から出てくる若芽を指します。地面に頭を出す直前に収穫する必要があり、たけのこを楽しめる期間はごくわずかです。

たけのこは収穫すると、えぐみが増していくため、生で食べられるのは収穫直後のみ。基本的には、茹でてアク抜きをしてから食べるのが一般的です。

代表的なたけのこ料理としては、

・煮物
・焼き物
・炒め物
・たけのこご飯
・メンマ

などがあります。

今回はメンマとお酒をペアリングしました。

こちらのレシピでメンマを作り、どんなお酒に合うか検証していきます。

たけのことお酒と合わせるコツ

たけのこはシンプルな味わいですので、調理法でお酒を選ぶといいでしょう。

今回はメンマとのペアリングになるため、調味料をベースに考えていきます。

メンマには、醤油やみりん、中華だし、ごま油が入っています。そのため、和食や中華に合うお酒と相性が良いでしょう。

ビールや日本酒、焼酎など、日本人の舌に合うお酒がおすすめです。

たけのこと合うお酒（ベストペアリング）

それでは、メンマと10種類のお酒と合わせて、相性が良かったお酒を紹介します。

ビール

ビールとメンマは、ラーメン屋さんの定番おつまみセットですよね。間違いのない組み合わせとなりました。

ビールは、メンマのゴマ油とも、中華らしいテイストとも相性抜群です。

ビールの種類は、アサヒスーパードライやキリン一番搾りなどのラガービールを選んでおくと失敗は少ないでしょう。

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日本酒

日本酒は米の旨味を活かしたお酒です。メンマは米と相性が良く、ご飯のおかずとしても食べられています。

またメンマの調味料には、みりんが使用されています。みりんはお酒に糖分を加えたものなので、日本酒に似た要素を持っています。

日本酒の旨味に馴染みやすく、まろやかなペアリングを楽しめました。

ゆっくりと楽しみたいときにおすすめの組み合わせです。

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麦焼酎

麦焼酎は、キレがありすっきりとしたお酒です。どんな和食にも合わせやすく、メンマと合わせても違和感がありません。

メンマのジューシーさをさっぱりとさせ、口の中をリセットできるのもメリットです。

ロックやお湯割りでも美味しいですが、爽快感を味わいたい場合は、炭酸水で割って焼酎ハイボールにしてもいいでしょう。

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芋焼酎

芋焼酎は、サツマイモを原料にしたお酒です。

たけのことサツマイモは、煮物の具材にも使われており、非常に相性の良い組み合わせです。

芋焼酎の風味とメンマの旨味が絡み合い、ほっこりした味わいを楽しめます。煮物が好きな人におすすめのペアリングです。

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白ワイン

メンマは比較的シンプルな味わいですので、白ワインとも合わせやすいでしょう。

白ワインはハーブやネギっぽい香りがあるため、野菜と相性が良いとされています。たけのこの旨味ともマッチしやすく、白ワインと喧嘩しません。

できればメンマの味付けは薄めの方が、ペアリングしやすいと感じました。

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赤ワイン

赤ワインは、醤油ベースの味付けと相性の良いお酒です。

特にピノ・ノワールは醤油と似た要素があり、メンマとの相性も抜群です。

今回のメンマはめんつゆを使っており、優しい醤油の風味が広がります。赤ワインの果実味とうまくマッチしてくれました。

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レモンサワー

レモンサワーは、酸味と爽快感を味わえるお酒です。

メンマの脂っこさを洗い流してくれ、口の中をさっぱりさせてくれます。

おすすめは、甘くない無糖のレモンサワー。メンマの味付けを邪魔せず、すっきりと飲めるのがポイントです。

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ブランデー

ブランデーは、香りが強く旨味を引き立てる効果があります。そのため、味が濃くて脂っこい中華料理にも最適です。メンマも中華料理のひとつなので、ブランデーとの相性も抜群。

そもそも中華料理では、ジャスミン茶など、香りの強い飲み物と合わせることも珍しくありません。

ブランデーの芳醇な香りがメンマの旨味を引き出し、美味しく頂くことができました。

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梅酒

梅とたけのこは「たけのこの梅土佐煮」「たけのこの梅和え」など、食材としての相性も抜群です。

メンマの旨味に梅酒の酸味がプラスされ、さっぱりとした美味しさを楽しめます。

個人的に酸味の強い梅酒の方が、メンマの旨味が引き締まって良いと感じました。

飲み方は、ロックやソーダ割でも美味しいでしょう。

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ウイスキー

ジャパニーズウイスキーは、和食に合わせて開発されています。

そのため醤油ベースのメンマは、ウイスキーと相性抜群です。

今回はドライな味わいのニッカウイスキーとペアリングしてみました。

メンマの旨味が引き立ち、後味はすっきり。日本人の舌に合った組み合わせだと感じました。

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たけのこと合わないお酒（ワーストペアリング）

たけのこに合わないお酒はありませんでした。

しかしメンマの味付けが濃い場合、白ワインなど主張の少ないお酒には合いづらいかもしれません。

そのためメンマの味付けを調整して、合わせるお酒を選んでみてください。

たけのことお酒の種類別の評価・特徴

たけのことお酒の相性を表にまとめてみました。

順位	お酒の種類	評価	コメント
1位	日本酒	★★★★★	メンマは米と相性が良く、ご飯のおかずとしても食べられています。日本酒の旨味に馴染みやすく、まろやかなペアリングを楽しめました。
2位	ビール	★★★★★	日本のラガービールは、和食に合わせて開発されています。メンマは日本人の舌に合ったおつまみなので、ビールとの相性も抜群。メンマは脂っこさもあるため、それを洗い流してくれるのもポイントです。
3位	麦焼酎	★★★★★	麦焼酎は、キレがありすっきりとしたお酒です。どんな和食にも合わせやすく、メンマと合わせても違和感がありません。メンマの脂っこさを洗い流してくれ、口の中をリセットできるのもメリットです。
4位	芋焼酎	★★★★	たけのことサツマイモは、煮物の具材にも使われており、非常に相性の良い組み合わせです。芋焼酎の風味とメンマの旨味が絡み合い、ほっこりした味わいを楽しめます。
5位	梅酒	★★★★	梅とたけのこは食材としての相性も抜群です。メンマの旨味に梅酒の酸味がプラスされ、さっぱりとした美味しさが楽しめました。
6位	ブランデー	★★★★	ブランデーは、香りが強く旨味を引き立てる効果があります。そのため、味が濃くて脂っこい中華料理と合わせられています。ブランデーの芳醇な香りがメンマの旨味を引き出し、美味しく頂くことができました。
7位	赤ワイン	★★★	ピノ・ノワールは醤油と似た要素があり、メンマとの相性も抜群です。今回のメンマはめんつゆを使っており、優しい醤油の風味が広がります。赤ワインの果実味とうまくマッチしてくれました。
8位	白ワイン	★★★	メンマは比較的シンプルな味わいですので、白ワインと合わせやすい印象があります。白ワインはハーブやネギっぽい香りがあるため、野菜と相性が良いとされています。たけのこの旨味ともマッチしやすく、白ワインと喧嘩しませんでした。
9位	レモンサワー	★★★	レモンサワーは、酸味と爽快感を味わえるお酒です。メンマの脂っこさを洗い流してくれ、口の中をさっぱりさせてくれます。
10位	ウイスキー	★★★	ジャパニーズウイスキーは、和食に合わせて開発されています。そのため醤油ベースのメンマは、ウイスキーと相性抜群です。メンマの旨味が引き立ち、後味はすっきり。日本人の舌に合った組み合わせだと感じました。

まとめ

今回はたけのことお酒の相性を検証してきました。

メンマはどんなお酒にも合わせやすく、万能なおつまみだと実感しました。特に日本酒やビールなど、日本人が好むお酒と相性抜群です。

それでは本記事を参考に、たけのことお酒のペアリングを楽しんでみてくださいね。

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