チャーハンに一番合うお酒とは?10種類のお酒で検証してみた

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子供から大人まで大好きなチャーハン。中華料理店やラーメン屋、定食屋など、さまざまな場所で提供されています。

また自宅でも簡単に作れるため、頻繁に食べる人も多いのではないでしょうか。

そんなチャーハンですが、お酒と合わせるのも最高。

ビールとの相性は良さそうですが、他のお酒と合うのか気になりますよね。

そこで今回は、チャーハンとお酒を実際にペアリングしてみました。

また、以下記事にて、ペアリングの意味やコツをまとめてご紹介しています。
お酒と料理には相性ついて知りたい人は、本記事とあわせてぜひ参考にしてください

参考記事:ペアリングとは何か、基本的な情報について紹介

チャーハンの特徴

チャーハンに一番合うお酒とは?10種類のお酒で検証してみた イメージ画像1

チャーハン(炒飯)とは、ご飯と豚肉、卵、野菜などを油で炒めて塩や醤油で味付けした中華料理です。

ちなみに似た料理に「焼き飯」があります。チャーハンと焼き飯は、調理手順が少し異なります。

チャーハンはご飯と卵を炒めてから具材を入れるのが一般的。一方焼き飯は、ご飯を炒めてから卵と具材を加えます。また焼き飯の中には、卵を入れないで仕上げるものもあります。

そしてチャーハンや焼き飯は、アジア圏でよく食べられています。海外旅行に行くと、ご飯と具材を炒めた料理をよく目にしますよね。

このように、チャーハンは世界各国で愛される料理として定着しています。

チャーハンとお酒と合わせるコツ

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シンプルなチャーハンの場合、鶏がらをベースに塩コショウ、醤油などで味付けされ、卵やねぎ、チャーシューが入ります。

しかし、シンプルな料理にアレンジはつきものです。チャーハンも、キムチや納豆、カニカマ、あんかけなどなどアレンジによって味わいが大きく変わります。

そのため、味のベースとして何が一番強く感じられるかを意識してお酒を選ぶと良いでしょう。

また、チャーハンは主食として食べるのが一般的です。チャーハンをおつまみにするなら、少しずつ食べることをおすすめします。

チャーハンと合うお酒(ベストペアリング)

ここからは、シンプルな味付けをしたチャーハンと10種類のお酒を実際に食べ合わせた検証を紹介します。

まずは、チャーハンと相性の良かったお酒からみていきましょう。

ビール

/ペアリング_炒飯 ビールチャーハンといえば、ビールを想像する人も多いのではないでしょうか。中華料理店やラーメン屋に行くと、ついビールを注文したくなりますよね。

ビールはチャーハンでこってりとした口を洗い流してくれます。チャーハンは油っこい料理なので、爽快感のあるお酒と相性抜群です。

特に日本のラガービールは、ドライな味わいで、苦みもほどよく、チャーハンにぴったりでした。

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レモンサワー

/ペアリング_炒飯 レモンサワー

レモンサワーは油っこい料理に最適です。中華料理やラーメン屋のメニューには、ビールとレモンサワーがセットで並んでいますからね。

レモンサワーはレモンの酸味・苦みと炭酸の爽快感が、脂っこさをリセットしてくれます。

特にドライ系のレモンサワーはチャーハンにぴったり。口の中に甘さが残らず、ビールやハイボールのようにキリッと飲めるのがポイントです。

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日本酒

/ペアリング_炒飯 日本酒

チャーハンと日本酒の主原料がどちらも同じお米から作られているので、相性抜群です。

またチャーハンを作る際、日本酒を振りかけるお店もあります。要素が似ているもの同士、香りや味わいを邪魔しません。

おすすめは米の旨味が強い純米酒。チャーハンの旨味と相まって、最高のペアリングになりました。

もし、日本酒は強すぎる場合は氷を入れたり、少し加水しても合わせやすいでしょう。

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麦焼酎

/ペアリング_炒飯 麦焼酎

麦焼酎は、すっきりしたキレのあるお酒。チャーハンでこってりした口を爽やかにしてくれます。

また麦と米は似た要素を持っているため、打ち消し合わないのもポイントです。

さらに爽快感を味わいたい場合は、炭酸で割って焼酎ハイボールにしてもいいでしょう。

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芋焼酎

/ペアリング_炒飯 芋焼酎

芋は米と同じように、主食として食べられています。どちらも炭水化物なので、違和感のない組み合わせです。

芋の風味が際立ちそうですが、チャーハンの味付けが濃いめにすると、ちょうどいいバランスでマッチします。

もし芋の香りが特に強い場合は、チャーハンの味付けをより濃くするか、炭酸で割って焼酎ハイボールにしてみると合うでしょう。

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ウイスキー

/ペアリング_炒飯 ウイスキー

ウイスキーとチャーハンは、意外と相性の良い組み合わせでした。

ウイスキーのスモーキーさがチャーハンの油ぽっさと相性抜群です。

もし、可能であればタリスカーなどのスパイシーな銘柄を合わせるとよりマッチすると思います。

また、飲み方はハイボールがおすすめです。ストレートやロックの場合、味付けを濃いめにしないチャーハンが負けてします可能性があります。

一方で、ハイボールなら、無理に濃いめにすることなく、食事に合わせて爽快感を味わえるでしょう。

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梅酒

/ペアリング_炒飯 梅酒

梅酒もチャーハンと相性が良かった組み合わせです。

梅チャーハンもあるぐらいなので、酸味などの味、香りも元々相性が良いのでしょう。

おすすめは甘みの少ない梅酒。口の中をキリッと引き締め、チャーハンをより美味しくいただけます。

また炭酸で割ればさらに爽快感が増し、すっきりとした飲み口を楽しめます。

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チャーハンと合わないお酒(ワーストペアリング)

続いては、今回検証したなかで、チャーハンと合わなかったお酒を紹介します。

赤ワイン

中華料理と赤ワインは相性の良い組み合わせです。

しかしチャーハンは味の主張が弱く、赤ワインの味わいが全面に出てしまいました。

またお米の間を渋みが抜けていくのであまりおすすめできる組み合わせとは言えません。

定番の黄金チャーハンには合わせにくいでしょう。

白ワイン

白ワインは、酸味にキレがあるので、チャーハンの油っこさを爽やかにしてくれます。

しかし、今回合わせた「ラ・べリエール・ブラン」だと甘みが強く、あまりいいペアリングにはなりませんでした。

合わせるなら、辛口のワインがおすすめです。

また、先日サントリーからワインのソーダ割のRTD「ワインカフェ ワインソーダ」が発売されました。甘くなくスッキリしているテイストなので、手軽に合わせるならおすすめです。

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ブランデー

ブランデーは味付けの濃いエビチリや麻婆豆腐などの中華料理と相性抜群です。

しかし塩胡椒で味付けしたチャーハンは、ブランデーの甘みに負けてしまいます。

チャーハンの味付けを濃くしたり、あんかけにしてみたり、ブランデーを炭酸で割って飲むと合わせやすいかもしれません。

チャーハンとお酒の種類別の評価・特徴

チャーハンとお酒の相性を表にまとめてみました。

順位お酒の種類評価コメント
1位ビール★★★★★ビールは炒飯でこってりとした口を洗い流してくれます。炒飯は油っこい料理なので、爽快感のあるお酒と相性抜群。特に日本のラガービールは、ドライな味わいで炒飯にぴったりでした。
2位レモンサワー★★★★★レモンサワーはレモンの酸味と炭酸の爽快感が、脂っこさをリセットしてくれます。特にドライ系のレモンサワーは炒飯にぴったり。口の中に甘さが残らず、ビールやハイボールのようにキリッと飲めるのがポイントです。
3位日本酒★★★★炒飯と日本酒の主原料はお米。どちらも同じ原料から作られているので、合わないわけがありません。おすすめは米の旨味が強い純米酒。炒飯の旨味と相まって、最高のペアリングになりました。
4位麦焼酎★★★★麦焼酎はこってりした口を洗い流すのに適しています。また麦と米は似た要素を持っているため、お互いを邪魔しないのもポイントです。
5位ウイスキー★★★★日本のウイスキーは和食に合うように開発されています。中華料理は日本人の舌と相性が良いため、ジャパニーズウイスキーを合わせても違和感がありませんでした。
6位芋焼酎★★★芋は米と同じように、主食として食べられています。どちらも炭水化物なので、違和感のない組み合わせといえるでしょう。芋の風味が際立ちそうですが、炒飯の味付けが濃いので、ちょうどいいバランスでマッチします。
7位梅酒★★★梅酒の酸味は、炒飯の油っこさをリセットしてくれます。おすすめは甘みの少ない梅酒。口の中をキリッと引き締め、炒飯をより美味しくいただけます。
8位白ワイン★★白ワインの甘みが気になって、あまりいいペアリングにはなりませんでした。合わせるなら、ソーヴィニヨンブランやリースリングなど、ドライな白ワインを合わせるといいでしょう。
9位赤ワイン炒飯は味の主張が弱く、赤ワインの味わいが全面に出てしまいました。味付けの濃い炒飯ならいいかもしれませんが、定番の黄金炒飯には合わせにくいと思います。
10位ブランデー塩胡椒で味付けした炒飯は、ブランデーの甘みに負けてしまいます。炒飯の味付けを濃くするか、ブランデーを炭酸で割って飲むと合わせやすいかもしれません。

まとめ

ペアリング_炒飯 イメージ画像5

今回はチャーハンに合うお酒を検証してきました。

やはり口の中を洗い流してくれる、すっきり系のお酒と相性抜群でした。

ビールとレモンサワー、ハイボールあたりを選んでおけば、間違いないと思います。

ぜひ本記事を参考に、チャーハンとお酒の組み合わせを楽しんでみてくださいね。

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