青森の日本酒を厳選ピックアップ!!【銘酒シリーズ】

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「じょっぱり」とは、津軽弁で「意地っ張り」や「強情っぱり」という意味です。
青森の蔵元には「じょっぱり気質」な蔵人が多く、造り手の性格が反映される日本酒にもまた、「じょっぱり」な部分が強く息づいています。

県土の6割以上を森林が占めている青森県には、森の栄養分を含んだ雪解け水や、山からの湧き水が豊富に流れています。
白神山地や八甲田山からの恵みを受けて、お米の栽培も盛んに行われています。

青森は、「良水」「良い米」「冷涼」な気候を兼ね備えているため、青森ならではの日本酒造りが行われています。
青森のじょっぱりも唸らせる良酒ばかりが存在していますが、そんな中でも特におすすめな日本酒銘柄を紹介します!

青森県の日本酒に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

関連記事:【初心者におすすめ】自分好みの日本酒を見つけよう!

「オールあおもり」で醸す、青森の日本酒の特徴

青森の日本酒を厳選ピックアップ!!【銘酒シリーズ】 イメージ画像1

日本酒に必要不可欠な3要素である「米」「酵母」「水」。この3つが生みだされている青森では、どの要素も高水準で保たれています。ハイレベルな蔵元が多いのも、地元で生みだされた「オールあおもり」でお酒造りをおこなっているからと言えるでしょう。

青森では、フルーティーな風味からさっぱりとした味わいのもの、さらには濃厚でコクのあるものまで、幅広いテイストの日本酒が醸されています。日本酒に多様性がある青森では、酒米や酵母をうまく使い分けてお酒造りをしています。

【青森が生んだ酒米】
現在使われている青森原産の酒米には、「華吹雪」と「華想い」があります。
開発された順で言うと、「華吹雪」が先輩で「華想い」が後輩となります。
近年開発された「華想い」は、あの酒米の王として名高い「山田錦」に引けを取らないクオリティ!青森のキング酒米として、多くの酒蔵が「華想い」を使っています。

【オリジナル酵母】
青森が生んだ酵母で、「まほろば華酵母」があります。さらに「まほろば華酵母」を親として生みだされた酵母の中には、「まほろば吟酵母」「まほろば醇酵母」「まほろば芳酵母」があり、それぞれ異なる特性を持っています。
じょっぱりな蔵人たちは、自分が表現したい味をお酒に反映させるために、これらの酵母を使い分けています。

▼関連記事
日本酒の種類と、種類ごとのおすすめの飲み方を徹底解説

ココはおさえておこう!青森の蔵元

青森の日本酒を厳選ピックアップ!!【銘酒シリーズ】 イメージ画像2

先程も言いましたが、青森県には、たくさんの味わいを持った日本酒が存在しています。
自分の好みの味がまだ分からない、または、これから見出していきたいという方は、「オールあおもり」な蔵元から攻略してみてはいかがでしょうか?

効率とクオリティの権化「西田酒造店」

全国的に有名な西田酒造店は、青森市でお酒を醸す唯一の酒造です。
1878年に創業した蔵元で、有名日本酒ブランド「田酒」と「喜久泉」の醸造を行っています。
酒質の向上と、作業の効率化に重点を置いたお酒造りをしています。

今や日本全国で有名な日本酒ブランド「田酒(でんしゅ)」。この二文字は、数ある日本酒の中でも別格な青森の地酒として位置づけられています。純米酒のみのラインナップとなっていて、「田んぼで生みだされた物以外の添加物等は、一切使用しない」という主張が、「田酒」の名前に現れています。

ブランド「喜久泉」もまた、西田酒造を代表する日本酒銘柄のひとつです。
「喜久泉」の大吟醸は、東北清酒鑑評会や全国新酒鑑評会で、栄えある金賞を幾度となく受賞した誉れ高き名酒となっています!

田んぼが生みだすピュアな日本酒!「特別純米酒 田酒」

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「田酒」は、限定出荷の商品が多く「幻の日本酒」と言われていますが、「特別純米酒 田酒」は通年商品となっています。旨口でコクがあり、飲み飽きしない、すっきりした味が特徴です。

商品詳細
原材米:華吹雪
タイプ:特別純米酒
精米歩合:55%
アルコール度数:15.5度

「田酒」に負けない!「吟冠 吟醸造 喜久泉」

初めて「喜久泉」を試すなら、鑑評会用のお酒はハードルが高いので、まずはこちらの通年商品からトライしてみましょう!上品な香りと旨みが感じられるおすすめの日本酒となっています。

商品詳細
原材米:華吹雪
タイプ:吟醸酒
精米歩合:60%
アルコール度数:15度

陸奥が生んだ名醸造「八戸酒造」

青森県の東南部、川と海に囲まれた八戸市にて、お酒造りをしています。
1775年に創業した蔵元で、日本酒ブランド「陸奥男山」や「陸奥八仙」が蔵の主力商品となっています。
創業以来、「良酒一念」をモットーにお酒を造り続けてきた酒造で、国内外のお酒の大会では、多くの受賞歴を誇ります。
青森県産の有機自然米を使い、環境に配慮したお酒造りをしています。

商標登録された最初の男山!「陸奥男山クラシック」

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陸奥男山
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「陸奥男山」は、八戸酒造を代表するブランドのひとつで、創業当初から醸されているロングセラー銘柄です。中でも「陸奥男山クラシック」は、地元の漁師たちも愛してやまない地酒!フレッシュでフルーティーな香り、みずみずしい旨みと甘みが感じられる日本酒となっています。

商品詳細
原材米:華吹雪
タイプ:普通酒
精米歩合:55%
アルコール度数:15度

陸奥の芳醇甘口といえば!「陸奥八仙 大吟醸」

「陸奥八仙」は、1998年から造られるようになった日本酒ブランドで、芳醇甘口が特徴的な銘柄です。特に「陸奥八仙 大吟醸」は、約半年間の熟成を経て出荷される、手間ひまかけた商品。まったりとした甘みと、ま~るい旨みが味わえる逸品となっています。

商品詳細
原材米:華想い
タイプ:大吟醸酒
精米歩合:40%
アルコール度数:16度

進化が止まらない「三浦酒造」

青森県の西南部、弘前市でお酒を醸す三浦酒造。
1930年に創業した蔵元で、日本酒ブランド「豊盃」が蔵の主力商品となっています。
家族経営の小さな蔵ですが、三浦酒造で醸される酒質の良さは、全国の酒好きが注目するほど!年々お酒の質が向上してきていることもあり、これからさらなる躍進が期待されています!
季節限定、地域限定の商品が多いですが、通年商品もありますのでご安心ください。

おすすめ銘柄!「豊盃 特別純米酒」

全国で唯一三浦酒造のみが使用する酒米「豊盃米」を使って醸された、酒造きってのレギュラー商品。リンゴのようなフルーティーな香りと、柔らかい口当たり、熟成感のある旨み、キレの良さを感じられる、酒造自慢の看板日本酒となっています。

商品詳細
原材米:豊盃米
タイプ:特別純米酒
精米歩合:55%
アルコール度数:17~18度

まとめ

今回は青森の日本酒をご紹介しました。
多種多様な味わいを持った名酒揃いでしたね!
まだ味わったことが無い日本酒に出会いたい方は、青森の地酒をぜひ試してみてください。

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