かつおのたたきに合うお酒とは?いろんなお酒で徹底検証!

高知県の名産であるカツオのたたき。ご飯のおかずやおつまみとして親しまれています。居酒屋だけでなく、スーパーの鮮魚コーナーでも気軽に購入できますよね。

そして、カツオのたたきといえば、日本酒や焼酎をイメージする人も多いでしょう。

しかし、他のお酒との相性も気になります。そこで今回は、カツオのたたきとお酒を実際にペアリングしてみました。

ニンニク塩とポン酢、2種類の味で検証しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

かつおのたたきの特徴

カツオのたたきは、高知県のカツオをワラで炙って冷やしたのち、切って薬味をかけて食べる魚料理です。

ワラで炙って食べるのが、カツオのたたきの醍醐味ですよね。

なぜカツオのたたきはワラで炙るのか?その理由は、火の通り具合と香ばしさが関係しているからです。

ワラには油分が含まれており、火力が強くなります。火力が強いと、表面だけサッと炙れるため、ちょうどよいレアの状態に仕上がります。

またワラの香ばしい香りも移り、食欲がそそられるのもポイントです。

カツオのたたきの始まりは、漁師のまかないで食べられていたり、カツオの皮に近い部位の活用法として焼いていたり、食中毒防止のために刺身が禁じられていたりなど、さまざまな説が残っています。

昔は調味料が高価だったことから、塩やタレをカツオにすりこんだり、叩き込んだりしていたことから「カツオのたたき」と呼ばれるようになりました。

カツオのたたきはポン酢で食べられますが、本場高知県ではニンニク塩が一般的。生ニンニクをスライスし、薬味をたっぷり添えて食べるのが本場の食べ方です。

かつおのたたきとお酒を合わせるコツ

カツオのたたきとお酒を合わせるコツを紹介します。

タレで選ぶ

タレは、カツオのたたきの味を左右するものです。お酒に合わせる際は、タレの味付けで選ぶことをおすすめします。

メジャーなタレとしては、ニンニク塩とポン酢の2種類があります。

ニンニク塩は、ニンニクから出る香草系の香りと塩のミネラル感が凝縮したタレです。

そのため、柑橘系の香りとミネラル感のある白ワインとよく合います。また定番の日本酒や焼酎とも相性抜群です。

一方ポン酢は、旨味、甘味、酸味、塩味の4つの要素を持つ調味料です。さっぱりとしたビールはもちろんのこと、旨味の強い日本酒や焼酎ともよく合います。

また、ポン酢の旨味と赤ワインの果実味も相性抜群です。そもそも、カツオと赤ワインの相性は良く、最高のマリアージュとなるでしょう。

旬で選ぶ

カツオの旬には、「初ガツオ」と「戻りガツオ」の2つがあります。

初ガツオとは、春先に南の海からエサを求めて日本海に北上してきたカツオを指します。

若いカツオなので脂は乗っていませんが、身が引き締まっており、さっぱり食べられるのが特徴です。どんなお酒にも合わせやすく、キレのあるビールやコクのある日本酒でも美味しくいただけます。

戻りガツオとは、秋口にエサを食べて成長し、南の海に帰っていくカツオを指します。脂のりがよく、濃厚な味わいを楽しめます。旨味の強い日本酒や、キレのある焼酎と相性抜群です。

かつおのたたき(ニンニク塩)とのベストペアリング

カツオのたたき×ニンニク塩とベストペアリングしたお酒を紹介します。

白ワイン

白ワインは柑橘系の香りとミネラル感があり、ニンニク塩との相性抜群です。

ニンニクには香草系の香りがあり、ソーヴィニヨンブランやリースリングなどの白ワインとよく合います。

今回は、コルノスのソーヴィニヨンブランを合わせてみました。

柑橘系の香りとミネラル感があり、塩ニンニクとマリアージュします。また白ワインのミネラル感がカツオの旨味を引き出してくれます。

白ワインとニンニク塩は、あるようでなかった最高の組み合わせです。

芋焼酎

高知県は焼酎の製造も盛んで、昔からカツオのたたきと一緒に飲まれてきました。

芋焼酎はクセの強いイメージがありますが、最近は改良が進み、上品な甘みと香りが楽しめる銘柄も増えています。

今回は、「紫優(ムラサキマサリ)」という紫芋を原料とした本格芋焼酎「赤霧島」と合わせてみました。

濃厚な甘みと芳醇な香りがあり、ニンニクの風味とよく合います。ニンニクは、加熱すると芋のような味わいになるため、ニンニク塩と芋焼酎が合わないわけがありません。

カツオの旨味と芋の旨味の相性もよく、高知県の人がうらやましくなりました。

日本酒

酒処の高知県では、日本酒の製造も盛んです。焼酎と同じく日本酒を飲む文化があり、カツオのたたきとも相性抜群です。

カツオは旨味が強いため、同じように米の旨味がある日本酒とよく合います。

また日本酒は、ニンニク塩の香りを上手く中和してくれるため、カツオのたたきをさっぱりと食べられるのもポイントです。

カツオの旨味が口の中に広がり、たたきと日本酒を永遠にループできそうでした。

かつおのたたき(ポン酢)と合うお酒(ベストペアリング)

続いて、カツオのたたき×ポン酢とベストペアリングしたお酒を紹介します。

赤ワイン

魚の赤身と赤ワインは鉄板の組み合わせです。それに加え、ポン酢の酸味は、赤ワインの果実味と相性が良いとされています。

今回はカベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインと合わせてみました。

ポン酢で旨味の増したカツオのたたきと、赤ワインの果実味がマリアージュします。

ポン酢の酸味が気になりそうでしたが、カツオのたたきの旨味が上手く中和してくれました。

ビール

カツオのたたきとビールは、居酒屋でも定番の組み合わせです。

ポン酢のさっぱり感とビールの爽やかさは相性抜群。カツオのねっとりした食感をさっぱりと洗い流してくれ、最後まで美味しく食べられます。

かつおのたたきと合わないお酒(ワーストペアリング)

カツオのたたきと合わなかったお酒を紹介します。

ブランデー

ブランデーのアルコール度数と甘みが強すぎる印象があります。カツオの旨味と喧嘩し、全く合いませんでした。

ウイスキー(ロック)

アルコール度数が強すぎるあまり、カツオの旨味が感じられませんでした。トワイスアップやハイボールなら合わせやすいと思います。

かつおのたたきとお酒の種類別の評価・特徴

カツオのたたきとお酒の相性を表にまとめてみました。

順位お酒
評価ペアリングの味わい
1位日本酒★★★★★カツオの旨味と日本酒の旨味が相性抜群!高知の日本酒「酔鯨」などは特に相性が良さそうです。
2位白ワイン★★★★★ニンニク塩なら白ワインがおすすめです。個人的に一番美味しいと感じました。
3位芋焼酎★★★★★高知県では定番の組み合わせ!芋とニンニクは相性抜群です。
4位赤ワイン★★★★★ポン酢と赤ワインの果実味が良く合います。酸味のある赤ワインを選ぶと、さらにマリアージュする予感!
5位麦焼酎★★★★★脂の乗った戻りカツオなら、キレのある麦焼酎がおすすめです。冷やしてキリッといきましょう。
6位ビール★★★★★一番安定感のある組み合わせです。合わせるお酒に迷ったらビールを選んでおけば間違いありません。
7位梅酒★★梅酒の酸味とポン酢の酸味がよく合います。ただ、梅酒の甘みが残ってしまうため、甘くない梅酒がおすすめです。
8位ウイスキーアルコール度数が強すぎて合わなかったです。合わせるのであれば、ハイボールなどアルコール感が弱いほうが良いでしょう。
9位ブランデーアルコール度数と甘みが強すぎて合わなかったです。

まとめ

今回はカツオのたたきとお酒をペアリングしてきました。

意外にも赤ワインや白ワインと合わせやすく、飲み方の幅が広がりました。

またニンニク塩が想像以上に美味しく、食べたことがない方はぜひ試してもらいたいです。

それでは本記事を参考に、カツオのたたきとお酒のペアリングを楽しんでみてください。