白ワインの人気なぶどう品種おすすめ7選!特徴や産地情報、味わいを紹介

ワインを選ぶときに何を目安にしていますか?

多くの方は産地や価格でワインを選びがちですが、実はワインの原材料であるぶどう品種の特徴をおさえておくと、自分好みのワインが簡単に見つかります。

今回は白ワインの品種について注目し、もっとも王道な白ぶどう品種を7選紹介します。

この記事を読むと、品種の特徴がわかるだけでなく、ワインの選択肢もより一層広がることでしょう。

ワイン初心者はもちろん、新たに品種開拓したいワイン愛好家も参考にしてみてください。

なぜ品種で選ぶ?白ワインの特徴

白ワインに使われるブドウ品種は、黄緑色の「白ブドウ」と、グルと呼ばれる灰色がかったピンクの果皮を持つ「ブドウ(グリ)」があります。※まれに黒ブドウを使った白ワインもあります。

これらの果皮や種子を取り除き、白ブドウの果汁だけを発酵させてワインを造るため、果汁の色味や味わいが直接ワインに反映しやすいのです。

すなわち、ブドウ品種が持つ傾向を知っておけば、自分に合ったワインも見つけやすいというわけです。

代表的な白ぶどう品種の特徴

今回紹介する白ぶどう品種はこちらです。

■ シャルドネ
■ ソーヴィニヨンブラン
■ リースリング
■ ピノ・グリ
■ ミュスカデ
■ トロンテス
■ 甲州

品種ごとにどのような特徴を持っているのか紹介します。

シャルドネ

シャルドネは「白ワインの女王」と呼ばれており、白ワインの中で栽培されるもっともポピュラーな国際品種。熟成次第でワインの色味はゴールドから黄色へ、果実味は酸味とともに落ちつく傾向があります。

暖かい地域で栽培されるシャルドネは南国フルーツやバター、ナッツの香りを持ちますが、寒い地域では一変して、レモンやライムに似た柑橘の香りが感じられます。

味わいとしては肉厚感がしっかりしており、酸味とコクのバランスが非常によく、芳醇で豊かな味わいが楽しめるワインに仕上がります。

キリっとした飲み口が好きな方や、定番のぶどう品種から試したい方はシャルドネ品種が良いでしょう。

ソーヴィニヨン・ブラン

ソーヴィニヨン・ブランはフランス・ボルドーやロワール地方で主に栽培されているぶどう品種で、別名「ブラン・フュメ」。

ハーブや柑橘に加え、青草のような爽やかな香りがもっとも特徴的ですが、暖かい地域ではリンゴや洋ナシのような甘酸っぱさに変わります。

味わいとしては、酸味を強く持つ傾向がありながらも、すっきりとした飲み口が楽しめます。また、時折グレープフルーツのようなほろ苦さが表れることもあるので、コクや重みがあるワインを好む方におすすめな品種です。

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リースリング

リースリングは、ドイツの白ワインを代表する品種です。比較的に寒冷な地域で栽培されることが多く、白い花やリンゴ、ハチミツのような華やかな香りに、ほのかにレモンを連想させる酸味を持ちます。

味わいとして、爽やかかつ上品な酸味にギュッと凝縮した果実のコクが感じられるワインに仕上げる傾向があります。また、甘さと辛さを両面併せ持っているため、辛口から甘口まで幅広く選択肢があるのがこの品種の特徴です。

上品な味わいが好きな方、甘いワインが飲みたい方にはこのリースリング品種をおすすめします。

ピノ・グリ

ピノ・ノワールの突然変異によって生まれたぶどう品種。灰色がかった薄紅色の果皮を持ち、ワインは透き通るうすい黄色が多いです。

香りはミネラルやスパイシーさが鼻に抜け、酸味が控えめで全体的に穏やかなのが特徴。味わいとしては、果実の厚みがしっかりしており、コクのある辛口ワインに仕上がる傾向があります。

フランスではピノ・グリと呼び、豊満なボディのワインに。イタリアではピノ・グリージョとして呼ばれており、軽やかな味わいとなります。

産地ごとに異なる味わいが楽しめるのもピノ・グリの醍醐味なので、色々な産地を飲み比べたい方におすすめします。

ミュスカデ

フランス・ロワール地方の大西洋へ続く河口付近で栽培されている白ぶどう品種。別名「ムロン・ド・ブルゴーニュ」です。

「シュール・リー」という製法で造られることが多く、イーストの香りを放ちます。また、河口付近で栽培されているブドウのため、ほんのり潮っぽさを感じることもあります。

強い個性はありませんが、とにかく軽快な口当たりとフレッシュな果実味が特徴。メロンのようなニュアンスに、さっぱりとした味わいのワインに仕上がります。

また早飲みタイプが多く、比較的にリーズナブルで楽しみたい方におすすめな白ぶどう品種です。

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トロンテス

マスカット・オブ・アレキサンドリアを片親に持ち、マスカットの特徴を最大限に引継いだぶどう品種。主にアルゼンチンで栽培されています。

トロンテスは、マスカット、ムスク、バラなどの華やかな香りが特徴。また、標高の高い地区で栽培されることが多いので、しっかりとした酸を持つ傾向があります。

しかし、時間経過とともに酸味がスッと消えて飲みやすい味わいのワインに仕上がります。

時間をかけてゆっくりとワインを味わいたい方におすすめなぶどう品種です。

甲州

甲州は、日本山梨県を中心に栽培されている国内固有の欧州系ぶどう品種。1300年もの歴史を持ち、国産ワインに多く使われています。

淡い赤紫色を果皮に持ち、全体に個性がおとなしいです。和柑橘を彷彿させるアロマな香りに、上品で繊細なニュアンスが特徴。酸味は控えめで、さっぱりとしたクリアな味わいに仕上がる傾向があります。

和食と相性抜群なので、宅飲みの幅を広げてくれるおすすめな品種です。

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ひと目でわかる品種の味わいチャート

今回紹介した白ぶどう品種の味わいをわかりやすくチャートにまとめました。

酸味が強い白ワインを好む方はリースリング、果実味が軽いタイプの白ワインを好む方はシャルドネといったように選んでみてください。

まとめ

今回は、白ワインに使われる人気な白ぶどう品種を紹介しました。

栽培地や醸造スタイルによって味わいが変わってくることもありますが、これもまた品種でワインを選ぶ楽しみ方のひとつでもあります。

それではこの記事を参考に、ぜひ自分好みの品種を見つけてみては?

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