相性重視⁉ワインのマリアージュについてわかりやすく解説します

ワイン用語として使われる「マリアージュ」。ワイン愛好家や評論家が言っているのを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

なんとなく誉め言葉として使われるイメージがありますが、実際はどのようなシチュエーションで使われるのかご存じですか?

今回はそんなワインのマリアージュについて深掘り!
言葉の意味や料理とマリアージュさせるHow toについてもお伝えしていきたいと思います!!

マリアージュとは

「マリアージュ」という言葉はフランス語で「結婚」を意味します♡
ワインの場合、料理との仲睦まじい関係が「結婚」というワードにたとえられ使われます。

実はワインでなくても、日本酒や紅茶、和菓子・洋菓子にも「マリアージュ」は使われます。
また、食べ物に限らずアートやファッションなどでも、2つのものが組み合わされれば「マリアージュ」を使うことができます。

ペアリングとマリアージュの違い

「マリアージュ」に類似する「ペアリング」という言葉もあります。(指輪のリングではありません…)
ペアリングはマリアージュとは違い、単に2つのものをかけ合わせるだけのことを表します。

●「結婚」ほどの相性を必要としないのが「ペアリング」
●相性を重視される方が「マリアージュ」

となります。「マリアージュ」の方がよりよい関係を築きやすいため、「ペアリング」よりも食事とワインをよく味わえる傾向にあります。

ワインと料理のマリアージュ


ワインと食事のマリアージュを楽しむ方法はいくつかあります。ワインと料理との合わせ方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ワインと料理の色でマリアージュ

はじめてのマリアージュで試していただきたいのが、メイン料理の色とワインの色を合わせて楽しむ方法。ビギナーさんでも試しやすく、とてもポピュラーな手法です。

鶏肉や白身魚など、淡白な味のものがメインの時は白ワインを、
牛肉やマグロなど、赤身系のものがメインの時は赤ワインを合わせると良いでしょう。

ただし中には鶏肉が赤ワインで煮込まれたものや、白いビーフストロガノフといった変化球もあります。その場合は料理全体の色で判断します。メインディッシュの色が赤であれば赤ワインを、白ければ白ワインを合わせましょう。

ワインと料理のテイストでマリアージュ

サバの塩焼きや白身魚のカルパッチョなど、塩味の効いたテイストの料理には爽やか系の白ワインが向きます。またスパイスが利いた料理にはスパイスのニュアンスを持つワインが合います。
甘いデザートと一緒にワインを味わいたいなら貴醸酒のような甘口のワインがおすすめです。

ワインと料理のウエイトでマリアージュ

料理の軽さ・重たさでワインを決めることもできます。

同じ鶏肉料理でも、
ハーブ蒸しであればリースリングや甲州が原料の軽めの白ワイン
クリーム煮込みであればシャルドネなどが原料の厚みのある白ワイン
グレービーソースが使われていれば重たくなりすぎないミディアムボディの赤ワイン

というイメージです。
軽い味付けの料理にフルボディの赤ワインを合わせてしまうと料理の味がぼやけてしまい、反対に濃い味付けの料理に軽い白ワインを合わせてしまうとワインの味が分からなくなることがあります。
料理が軽めであれば軽めのワインを、重めであれば重ためのワインを選びましょう。

ワインと料理の産地でマリアージュ

ワインと料理をマリアージュさせるのに産地を合わせるという手法もあります。実はこの方法は日本酒でもおなじみの合わせ方です。北海道の日本酒と特産品の焼きホタテ、岩手県の地酒と県内でとれたカキを組み合わせる、いわゆる和のマリアージュは昔から行われてきました。

ワインの場合、地中海発祥のパエリアであればカヴァなどのスペイン産のワインを、カプレーゼやプロシュートといったイタリア産の料理にはイタリア産のワインを合わせるといった感覚です。

産地さえ分かれば合わせられるので、マリアージュ初心者にはおすすめの方法ですよ!

慣れたら高等テクニックにも挑戦!


上記のベーシックなマリアージュをマスターしたら少しレベルを上げてみましょう!

しょっぱい肴×甘口ワイン

ブルーチーズのような塩気のあるものと甘口ワインをかけ合わせるというハードル高めのマリアージュ。真逆のテイストを組み合わせることで、互いの味を引き立てることができます。
また辛口の料理にも半甘口のワインを合わせられることがあります。

当たるときは当たるのですが外れる時は大ハズレする、ある意味ギャンブルのようなマリアージュです。そう考えると「結婚はギャンブル」という考え方はあながち間違えではないのかもしれません…。

高級料理×高級ワイン

お手軽な家庭料理にはカジュアルなテーブルワインを合わせてもOKですが、ドレスコードが必要なコース料理が出てくる場面となればそうもいきませんよね。20,000円のコースに3,000円のワインというのもはばかられます。

コース料理の場面に出くわしたら、最低でも選んだコースの半額以上のボトルワインを選びましょう。20,000円のコースを選んだ場合は、目安として10,000円以上のボトルを注文するのがおすすめです。

それでも不安という方は、ワインと料理がもう既に決められているペアリングコースを選びましょう。ただ全てのレストランにペアリングコースが設けられているわけではないので、あらかじめチェックしてから注文しましょう。

まとめ

今回はワインのマリアージュについてまとめました。持っているテイスト(好み)や出身地でマリアージュできる点は、現実の結婚に通じるところがありますね…。結婚に縁遠い筆者でもワインのマリアージュなら挑戦できそうな気がします。

組み合わせ方は無限大にあります。今回述べた手法が全てというわけではないので、自分ならではのオリジナルのマリアージュを見出してみては?