南アフリカワインおすすめ銘柄5選!世界中の注目を集める理由とは?

ワインといえばヨーロッパやアメリカ、チリなどを想像する人が多いです。しかし現在、南アフリカのワインが人気を集めています。

ブドウ栽培に適した気候や土壌が整っていることから、多くの有名ワイナリーや醸造家が目を付けている地域なんです。また南アフリカワインは高品質なのにリーズナブル、誰でも気軽に飲めるのも人気の秘密。

そこで今回は、南アフリカワインの概要や歴史、おすすめの銘柄を紹介していきたいと思います。ワイン好きの方や、新しい産地を試してみたい、という方は参考にしてみてください。

南アフリカワインの特徴

南アフリカワインは「自然環境保護とワイン産業の共栄」をコンセプトに造られています。サステイナビリティ(持続可能性)など、南アフリカ独自の制度があり、環境に配慮した生産体制が魅力です。農薬や添加物を少なくしたり、水源やリサイクルにも力を入れていることから、品質保証と持続可能シールも導入されています。

南アフリカには約600ほどのワイナリーがありますが、小規模生産の小さなワイナリーが多いのが特徴です。細かい部分まで手仕事が行き渡るため、高品質なワインが出来上がります。

南アフリカは日照時間が長く、暑い地域が多いためブドウ栽培に適していません。そこで比較的涼しく、海が近い西ケープ州でブドウ栽培が行われています。西ケープ州だけはブドウ作りに適した土地なので、南アフリカのブドウ栽培は、95%が西ケープ州で行われているほどです。

南アフリカワインの歴史


南アフリカでワイン造りが始まったのは1659年まで遡ります。ケープに入植をしたオランダ東インド会社の初代総督ヤン・ファン・リーベックがブドウ栽培、ワイン造りに着手したのが始まりです。

1689年頃からは、フランスから亡命してきたブドウ栽培者がケープ地方に住み始めます。そこでフランスの栽培技術を学び、1778年には「コンスタンシア」と呼ばれるデザートワインが完成。世界中で注目をされるようになりました。

1925年になると南アフリカの独自品種「ピノタージュ」が誕生します。同時に国際的な地位も高まり、世界中で注目を集めるワインとなったのです。

南アフリカワインのブドウ品種


南アフリカワインは、どんなブドウで造られているのでしょうか。そこで南アフリカワインの代表的なブドウ品種を紹介したいと思います。

ピノ・タージュ(赤)

南アフリカ原産で、ピノ・ノワールとサンソーを交配して作られたのがピノ・タージュです。フルーティーでいちごやベリー系の香りが強いですが、ほのかに動物的な香りやタバコの葉のような香ばしいニュアンスも持ち合わせています。スモーキーでタンニンも強いので、カベルネ・ソーヴィニヨンが好きな人は、好みの味かもしれません。

カベルネ・ソーヴィニョン(赤)

黒ブドウの中では一番人気がある品種で、栽培面積も世界一を誇っています。カシスを思わせる果実味と強いタンニンが特徴で、しっかりとしたフルボディの赤ワインが出来上がります。

シラーズ(赤)

ヨーロッパではシラーと呼ばれていますが、ニューワールドではシラーズと言われています。滑らかなタンニンと果実味が特徴で、後味はスパイシー。肉料理などと合わせると良いでしょう。

シュナン・ブラン(白)

フランスのロワール地方原産で、南アフリカの白ブドウ品種の中では、最も多く栽培をされています。辛口から甘口、スパークリングワインまでさまざなタイプのワインが作られます。

ブドウ自体は酸味と果実味のバランスがよく、すっきりとした味わいが特徴です。南アフリカワインを代表する品種なので、白ワインを試すときはシュナン・ブランから飲んでみてください。

ソーヴィニョン・ブラン(白)

フランスのボルドー、ニュージーランドなどで広く栽培されている白ブドウ品種です。南アフリカでも定番になりつつあり、世界的にも高い評価を受けています。フレッシュな酸味が特徴的で、どんな料理にも合わせやすいです。

シャルドネ(白)

世界で最も有名な白ブドウ品種で「白ワインの女王」とも呼ばれています。酸味と果実味、渋みのバランスが絶妙で、南アフリカでも人気の品種です。

南アフリカワインの代表的な産地


それでは南アフリカワインの代表的な産地を紹介していきます。

ステレンボッシュ

南アフリカワインを代表する産地です。水はけが良く、降水量にも恵まれているので、ブドウ栽培に適した土壌といえます。主にカベルネ・ソーヴィニヨンやピノタージュなど、高級ワインの品種をメインに栽培。またブドウ栽培や醸造が学べるステレンボッシュ大学やエルセンバーグ農学校、ニットフォルベイ研究所などもあり、南アフリカワインを牽引する地域でもあります。

スワートランド

西ケープ州で最も栽培が盛んな地域です。シュナン・ブランやシャルドネ、ピノタージュ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどが栽培されています、自然派ワインの作り手も多く、注目を集めている地域です。

フランシュック

フランスの移民が多い地域で、ソーヴィニヨン・ブランやセミヨンなど海外の品種をメインに栽培をしています。またシャンパーニュと同じ製法で作られるスパークリングワインの産地としても有名です。

エルギン

ケープタウン周辺で最も気温が低い地域。フランスのブルゴーニュと似た気候になるので、高品質なブドウが栽培できるといわれています。高級ワインも多く製造され、世界的に評価されるワインも多い地域です。

ウォーカーベイ

海風が吹く涼しい地域で、シュナン・ブランやピノタージュなどの栽培が盛んです。土壌が粘土質のため高品質なシャルドネやピノ・ノワールが栽培されています。

おすすめの南アフリカワイン銘柄5つ


最後に南アフリカワインの、おすすめ銘柄を紹介したいと思います。

プレジール・ド・メール・カベルネ・ソーヴィニヨン(赤)

5大シャトーのひとつ、シャトー・マルゴーのポール・ポンタリエ氏がコンサルをしているフルボディ赤ワインです。柔らかなタンニンと濃厚な果実味が特徴で、長期熟成だけでなく、若いうちでも飲みやすい銘柄です。

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Plaisir de Merle (プレジール・ド・メール)
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ネダバーグ・ピノタージュ(赤)

南アフリカ独自の品種であるピノタージュを100%使用した赤ワインです。芳醇な香りとソフトなタンニンが特徴で、優しい味わいが楽しめる銘柄です。同じくシャトー・マルゴーのポール・ポンタリエ氏がコンサルタントで参画をしています。

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Nederburg(ネダバーグ)
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スペシャル・エディション・ピノタージュ(赤)

南アフリカ屈指のワイナリーとして知られる「レオパーズ・リープ・ファミリー・ヴィンヤーズ」の自信作です。ピノタージュ100%で造られるワインは、豊かな果実味とピリッとしたスパイスが効いて、食事にも合わせやすい1本となっています。

リチャード・カーショウ・ワインズ エルギン シャルドネ クローナル・セレクション (白)

イギリス人出身で元シェフのリチャード・カーショウが2012年に設立したワイナリーで生み出された自信作のワインです。フレッシュな果実味が特徴で、南アフリカワインの中でも注目を集める存在になっています。まだ設立間もないワイナリーですが、今後が楽しみですね。

KWV クラシック・コレクション シュナン・ブラン(白)

南アフリカワインの安定を求めて、1918年に始まった協同組合「KWV」。南アフリカを代表する「ピノタージュ」を誕生させた組合でもあり、南アフリカワインに欠かせない存在です。

味わいはフレッシュで軽やかな口当たりが特徴。ライムを彷彿とさせる後味があり、どんな料理にも合わせやすいです。価格も1500円前後とお求めやすいので、ご家庭で楽しんでみてはいかがでしょうか?

まとめ


今回は南アフリカワインの概要や歴史、おすすめの銘柄を紹介してきました。普段ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどのワインを飲んでいる人は、この機会に南アフリカのワインも飲んでみるといいでしょう。

どれもレベルが高くて、リーズナブルなので気軽に買えるのも嬉しいポイントですね。それでは、お気に入りの南アフリカワインを見つけてみてくださいね。